誰が書いたか?
みゅう整骨院 平井先生が制作し、チリョーマに共有いただきました。
平井先生ってどんな人?
2024年12月現在、5年間 新規集客数を受け付けていない(リピートだけで商売している)治療家です。チリョーマに多くのクライアントを紹介してくださり、またその紹介先の師匠という立ち位置です
※平井先生はオステオパシーの専門家なので、厳密に言えば、オステオパシーの師匠です
内容
■整骨院、鍼灸院に必要な新規数は?
1人当たり15人必要以上
リピート率により変動
→1人当たり10人以下は、そこそこ上手くいっている
→1人当たり15人前後は、新規頼みの部分があり不安定
→1人当たり20人以上は、新規頼みでリピートが取れていない
■危険なサイン
• 一人当たり新規数15人取れているが、新規数が足りないと言っている
• 新規数10人くらいになったら売り上げが下がって悩んでいる
• 新規数が20人以上を2年以上継続できている場合、リピートの問題に気づいていない
• 3年以上開院しているのにも関わらずカルテ枚数が100枚以下
■上記の根拠は?
整骨院はリピート商売で。整骨院におけるリピートの考え方は2年以上が目標。
• 回数券販売により2回目の回数券で離脱→10回通っても半年以内にほとんどの顧客が離脱している
• 6回までに50%以上のリピートを目指している(業界のあるある)→年間で見ると10%以下でカルテ枚数が増えない
• 高単価でLTVを上げるという考え→単価が7000円以上でカルテ枚数が少ないが新規の回数券だけで150万くらいの売上を超えてしまう→リピートが悪いことに気づかない
• CPAを下げて目先の利益を取ろうとする→CPA1万以下や5000円などを目指す考え方の間違い
→時代に合わない
このような間違えをしている先生は、新規数が減ってきたときに、下記の行動をします。
• HP業者を変える
• Google広告ではなくインスタなど新しいことにチャレンジする→インスタなどのSNSはリピート率が下がる
ほとんどの整骨院は、新規依存と高単価によるリピートの問題に気づいていません。施術者数に応じた新規数の相互理解をしていくことが必要です。
整骨院のリピートを年単位で取っていると、
• 1年以上のリピートが30%以上で、2年以上のリピートが20%以上で、紹介だけでやっていけるようになります
• 毎年カルテ枚数が増えるため、3年以上10~15人の新規に入っていれば、カルテ枚数が120枚を超えます
• 5年以上経てば新規10人以下になり、新規依存から抜けることができる
• 半年、1年のLTVを出していれば、CPA2万円の時代になっても広告をかけることができま
■まとめ
このリピートの考え方は、一般的な整骨院の経営者は知りません。ですから、ちょっと新規が減ると不安になり、その矛先がHP業者に向くことになります。CPAが1万超えて不満に思うのは、数字を見れていない証拠です。CPAを下げたい、新規数を一人当たり15人以上取りたいというのは、過去のことです。これからの時代は、CPA2万でも耐えれるリピートを整骨院側が身につけ、CPA2万でも15人集める結果を出せるHP業者の運用能力にあると考えています。簡単な内容ですが少しでもお役に立てば幸いです。
株式会社 美絆
代表取締役 平井大樹