更新日:2025/03/10
動画マーケティングの施策をまとめています。
対象
動画コンテンツを多く持っているが、うまく活用できていないクライアント向け
1. 既存動画の2次利用
(1) 再投稿(Instagramストーリーズ)
- ストーリーズでの再投稿は、見たことのあるユーザーにも違和感が少ない
- 新規フォロワーや比較的新しいフォロワーに動画を見せる機会を増やせる
- ストーリーズを活用して段階的に教育コンテンツを配信可能
- YouTubeは視聴数やエンゲージメントを確認しながら実施
(2) Googleビジネスプロフィール(GBP)
- 軽い説明文+キーワードを含めて投稿
- 目的:更新頻度を上げ、検索順位向上を狙う
(3) SEO活用
- 動画内容を記事化し、検索ボリュームや競合分析をした上でアップロード
(4) LINEステップ配信
- 見込み顧客向け配信
- 新規教育:教育コンテンツの配信で来店促進
- リピート教育:再来店促進
- 基本教育(サービスの特徴や価値)
- 症状別教育(例:巻き爪のシナリオ設計)
- リッチメニュー設定
- 巻き爪以外のメニューも含めた方が良いか検討
- 予約システム(ヨヤップ)との連携
- アカウントは1つのみ連携可能。他の予約はWeb予約へ誘導
- 来店データを活用したステップ配信
- 途中で通えなくなった方向けに再来店配信
- 卒業後のニーズに応じた配信
- 筋骨格系サービスへの誘導
- クーポンや体験施術の提供(リピートしなくてもOK。紹介の可能性もあり)
2. 施術へのハードルを下げる工夫
- いきなり施術よりも、最初にカウンセリングを推奨
- 動画コンテンツを活用し、事前に情報提供(説明動画を活用)
- 複数のリッチメニュー設定
- 動画コンテンツを豊富に掲載
- ユーザーの興味・関心に合わせた情報提供
- 掲載コンテンツ例
- 症例別動画
- よくある質問(Yahoo!知恵袋や顧客ヒアリングの活用)
- 動画再生数向上を狙う
3. リターゲティング広告活用
- Google広告は不可(健康系の制約あり)
- Meta(Facebook・Instagram)広告でのリターゲティングが可能か確認(※要検討)
4. 2ステップマーケティング施策
- LINE登録を促す仕組みを強化
- 例)巻き爪の対策10選をプレゼント
- 動画コンテンツをステップ配信に組み込む
- YouTubeからLINEへの誘導強化
- FMTを作成し、動画内の適切なタイミングで誘導
- 誘導のタイミング例
- 右上に邪魔にならない形でバナーを設置
- 動画前半で軽く案内、最後にもう一度案内
- 6本に1本の頻度でLINE誘導を挿入
- YouTube概要欄の修正
- 未使用リンクの整理
- 計測リンクの発行・管理
5. Instagramのストーリーズ活用に関する注意点
- プロフリンク誘導の方が有効
- ストーリーズ単体での流入効果は低いため、運用方法を最適化
まとめ
動画マーケティングの活用には、以下のポイントを押さえることが重要:
- 既存動画を最大限活用し、複数のプラットフォームで展開
- LINEや予約システムと連携し、ステップマーケティングを実施
- ユーザーの心理的ハードルを下げる施策を導入し、カウンセリングや教育コンテンツを活用
- リターゲティング広告やSEO施策を適切に活用し、集客を最大化
上記の施策を適切に組み合わせることで、動画マーケティングの効果を最大化し、集客や顧客教育を効率的に進めることができます。